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数理物理班

みなさんこんばんわ。

B4になりました、お久しぶりの唐木澤です。

新学期に突入し、頼りになる先輩たちの卒業、新B3の研究室配属と研究室の雰囲気もガラッと変わってきています。その中で私たちB4も後輩ができた(もう1年も経ってしまったのかという気持ちがとても大きいですが)ということで、先輩としての自覚をもち、今年卒業された先輩方のように後輩を引っ張っていける存在になりたいと研究に励む毎日です。

さて、私のブログでは今まで研究室で学んできた内容、これから研究していきたい内容について少しずつ話していきたいと思います。まず、数理物理班についてお話ししていきます。小林研には、大きく分けて4つのグループがあり、ブラックホール班、宇宙論班、メタマテリアル班、そして数理物理班となっていて、現在、B4以上はいずれかの班に所属し、メンバー同士で議論をしながら、研究を進めています。しかし、数理物理班は、去年まではM2の先輩と2人、今年は先輩が卒業されたので私1人という少し孤独な環境ではあります。ですが、少数精鋭(笑)だと前向きに捉え、他の班の先輩にも頼りながら日々研究に打ち込んでいる次第であります。

それでは、数理物理班で行ってきた研究について、少しずつ紹介していきます。まずは去年までM2の先輩と行っていた「時空の離散化」についてです。これを一言で言うと、「私たちの住んでいる世界はとびとびだ」ということです。しかし、私たちが住んでいる世界が離散的(とびとび)なことなどあり得るのでしょうか。

例えば、人間や動物の体は滑らかで連続なように見えていますが、実際には無数の小さな細胞によって構成されています。その細胞ひとつひとつがとても小さいため、大きなスケールでは連続に見えているというものでした。また、上の図はセーターを例にとったイメージです。つまり、連続に見えているものが、細かく見ていくと離散的、ということはよくあることなのです。実は、空間についても同じことが言えます。そこで、空間の離散化を考えるため、微分方程式の離散化を考えていきました。

次回の私のブログでは、なぜ微分方程式なのか、どのように離散化したのかについて詳しく説明していこうと思います。

今週も終わり、あと1週間で10連休というGWに突入します。それまでの1週間を全力で乗り切り、平成を有終の美で終えたいと思います。以上唐木澤でした。


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